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※写真は訓練の様子です。

2024年度 全国統一防火標語

守りたい 未来があるから 火の用心

 

意識、呼吸がない場合(心肺停止)について


意識、呼吸がない場合(心肺停止)について


 突然の事故や急病で倒れて意識を失った場合、その場に居あわせたあなたは『何ができますか?』

 カーラーの救命曲線(右図)は、心臓・呼吸が止まってからわずかな時間の経過による死亡率を表した曲線です。

 救急隊が到着するまでに大垣消防組合管内では、平均6〜7分かかります。救急隊が現場に到着するまでの間、その場に居合わせた人が心肺蘇生法などの応急手当を実施することがとても重要です。突然、心臓が止まった人を一番最初に救えるのは、お医者さんでも救急隊員でもありません。その場にいる「あなた」です。

救命の連鎖(chain of survival)とは?
 傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の行いを「救命の連鎖」といいます。

1 心停止の予防
 子供の突然死の主な原因には、けが、溺水、窒息などがありますが、その多くは日常生活の中で十分に注意することで予防できるものです。
 成人の突然死の主な原因は、急性心筋梗塞や脳卒中ですが、これらは、生活習慣病とも呼ばれており、生活習慣の改善でその発症のリスクを低下させることも大切な予防の一つです。  
2 心停止の早期認識と通報
 心停止を早く認識するためには、突然倒れた人や、反応のない人を見つけたら、直ちに心停止を疑うことが大切です。心停止の可能性があれば大声で応援を呼び、119番通報とAEDの手配を依頼します。

 119番通報について

3 一次救命処置
 心肺蘇生法とAEDの使用によって、止まってしまった心臓と呼吸の動きを助ける方法です。傷病者の命を救うためには、その場に居合わせた「あなた」が心肺蘇生を行うことが最も大切なのです。

 心肺蘇生法の手順(成人)
 
 AEDとは?

4 二次救命処置と心拍再開後の集中治療
 救急救命士や医師が、薬や器具などを使用して心臓の動きを取り戻すことを目指します。そして、心臓の動きを取り戻すことができたなら、専門家による集中治療により社会復帰を目指します。
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